こんにちは、えびちゃんです!
近所のかかりつけ医を経て大きな病院にかかることに決めたえびちゃん。
今日は、実際に病院にかかった際の話や飲んでいた薬について書いていければと思っています。
いざ病院へ
父への相談
病院に行くにあたって、今まで黙っていた父へ不登校になってしまったことを報告することになりました。
たまたま父が平日休みになってしまい、学校に行っていないことがどうしてもばれてしまったのです。
母が父に不登校になっていることを伝えていると、
「お前が家出の愚痴ばかり話すからじゃないか!」と怒鳴られていました。
母と父が言い合いになった後、母が私に聞いたのです。
「私のせいじゃないよね?」
…えびちゃんは「お母さんのせいじゃないよ」ということで精一杯でした。
学校に行けない原因はもちろん家庭環境のこともあったのですが、
そのことを伝えられるような状況ではなく、母をかばいました。
この時のことは忘れることができません。
とてもつらかったです。
親友のPちゃんには家でのつらい話を放すことができていたのですが、
他には一切話すことができず、
もやもやとした気持ちを抱えていました。
どうして学校なんて休んでしまっているのだろう。
余計に父と母の関係を悪化させるだけじゃないか。
でもどうしても行くことはできない。つらい、悲しい、悔しい。
父に不登校であると告げたときは本当に苦しかったです。
病院の対応
えびちゃんは都道府県立の大きな精神科の病院へかかることとなりました。
そこには思春期外来があり、当時16歳だったえびちゃんも対象になっていたからです。
まず今までの成育歴を書いた問診票をあらかじめコピーして、持参しました。
それに伴い実際の先生との話をするというような形でした。
先生に聞かれたのは大きく分けて四つです。
幻聴や幻覚、妄想があるか
まず一番最初に聞かれたのはこれでした。
私は当時、道を歩いている何も関係ない人から悪口を言われているという妄想や周りの人が常に自分のことを見ているに違いない、という妄想に取りつかれていたため、
そのことについて話しました。
自分以外の人に考えが漏れていると感じるか
次に聞かれたのがこれです。
自分の考えが相手に知れ渡ってしまっている、という思いが止まらず、
クラスで自分の席に座ることができなくなってしまっていたのでそのことについて話しました。
病識があるかどうか
自分自身で症状が出ていることを自覚しているかについても聞かれました。
当時何か自分におかしい症状が出ているなとは思っていました。
統合失調症の方は病識がないことがほとんどのようですが、私の場合はある方だったと思います。
それでも先生にこの後薬を処方してもらうのですが、
その薬は偽物でうその薬を飲まされているのだ、という妄想にとらわれていました。
病識はあるものの、先生のことを信用することはできませんでした。
虐待を受けた経験はあるか
これは母と一緒ではなく先生と二人きりになったときに聞かれました。
一応全員に聞いているようです。
私は家庭環境が悪いこと、主に祖父母と父母が喧嘩していることについて話しました。
先生からは今回家庭環境が悪いという話があったことを母に話してもいいかという確認がありました。
私は私から話したということがわからなければ家庭環境について触れてもいいと伝えました。
今考えると話していいかという確認まで取ってくれる丁寧な先生だったのだな、と感じます。
診断結果は…
診断の結果、「統合失調症の疑いがある」と診断を受けました。
幻覚妄想があったこと、周りの視線が異常に気になっていることが診断理由に挙げられたそうです。
そして薬を飲むことになりました。
薬のことについては、のちに詳しく記事にしようと思っているのですが、
「リスペリドン(またはリスパダール)」を服用することになりました。
その薬は生理不順や足のむずむず感、眠気、乳汁の分泌など様々な副作用が現れると説明がありました。
実際にえびちゃん自身、生理不順以外のすべての症状がありました。
そうして薬を飲むことが決まり、処方箋を受けて帰宅することになりました。
病院に行って変わったことは?
病院に行って診断を受け、薬を飲み始めたとしても学校に行けるようにはなりません。
なので生活自体は特に変わらなかったです。
ただ決まった時間に薬を飲むくらいでしょうか。
でも学校を保健室登校するには診断書が必要だったので、先生にすぐに書いてもらうことができました。
学校にもよると思うのですが、高校は基本的に通うことができなくなると退学や留年になってしまうので、
私の学校では診断書が必要でした。
その点はよかったかなと思っています。
こうして初めての病院を終えたえびちゃんなのでした…
統合失調症というと病識がないことがほとんどですが、
ある場合でも診断されるのでそこは安心していいかなと思います。
診断を受けることは抵抗がある人もいるかもしれませんが、
学校に何で休んでいるのかについて説明を求められる場面は必ずあると思うので
ついていると安心なのかな、なんて思います。
でももちろん、どうして不登校になってしまったのかわからない場合もあるので
何とも言えませんが…
次は病院に行った後の学校の対応やえびちゃんの生活について書いていこうと思います。
それでは今回はこの辺で!
以上、えびちゃんでした。
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